メニュー

ロコモとは?⑦ 2ステップテスト

[2022.02.27]

ロコモ度テストの1つである『2ステップテスト』をご紹介します。

このテストでは、歩幅からロコモ度を測定します。

じつは、歩幅を調べることでも下肢の筋力・バランス能力・柔軟性などを含めた歩行能力を総合的に評価することができるのです。

 

方法

①スタートラインを決め、両足のつま先を合わせます。

②できる限り大股で2歩歩き、両足をそろえます。(バランスを崩した場合は失敗としてやり直します。)

③2歩分の歩幅(最初に立ったラインから、着地点のつま先まで)を測ります。

④2回行って、良かったほうの記録を採用します。

⑤次の計算式で2ステップ値を算出します。

 

2歩幅(cm)÷身長(cm)=2ステップ値

開始から終了までできるだけ大股で歩きます「最大2歩幅(2ステップの動き)」

『ロコモONLINE』より(locomo-joa.jp)

 

ロコモ度1 2ステップ値が1.1~1.3

移動機能の低下が始まっている状態です。

 

ロコモ度2 2ステップ値が0.9~1.1

移動機能の低下が進行している状態です。

 

ロコモ度3 2ステップ値が0.9未満

移動機能の低下が進行し、社会参加に支障をきたしている状態です。

 

ロコモ度1の方は運動習慣を持ったり、タンパク質やカルシウムを十分に含んだバランスの良い食事を摂ることを意識して生活すればいいですが、ロコモ度2や3の方の場合は運動器疾患を発症している可能性もありますので、整形外科医師の診察を受けることをおすすめいたします。

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME