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変形性膝関節症の治療 保存療法 変形性膝関節症⑧

[2022.11.30]

変形性膝関節症の治療には、保存療法と手術があります。

基本的には保存療法(手術を行わない治療法)が行われることが多いです。

特に初期の変形性膝関節症であれば、「生活環境の改善」と「運動療法」をするだけでも十分によくなります。

例えば「生活環境の改善」としては、「正座をする生活から、椅手に座る生活へかえる」、「重い荷物を持つような労働は控える」、「長時間の立ち仕事は避け、 ひんぱんにイスに腰をおろす」など、膝に負担をかけない生活を心がけます。

重い体重は、膝への負担となるので、 正しい食事療法や膝に負担をかけない運動(水泳やサイクリングなど)で肥満を解消することも大事になります。

「運動療法」では、大腿四頭筋の強化が重要です。

「片方の膝を伸ばしたまま踵を10cmほど5秒間持ち上げ、 下ろして2秒休む」という動作を、各下肢について30~50回繰り返します。

それを1日3~4セット行うようにしてください。

これが簡単にできる人は、足首に1~2Kgのおもりをのせて行うと、より訓練の効果が上がります。

 

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