知るほど面白い大分の先哲 大友宗麟① 二階崩れの変
[2023.01.14]
豊後王として大分では有名な大友宗麟。
戦国時代には、南蛮貿易をすすめたり、宣教師を保護したりと時代を先取りする姿勢に魅力を感じるひとも多いと思います。
そんなエキセントリックな宗麟の人生についてご紹介いたします。
大友宗麟(義鎮)は、1530年豊後の守護を務める名門大友氏当主・義鑑の嫡男として生まれました。
しかし、義鑑は溺愛する三男の塩市丸を跡目にしようと宗麟の側近を殺害します。
危うさを感じた宗麟派の家臣が逆襲して、館の二階にいた義鑑と塩市丸母子を襲い殺害しました。
これが有名な「二階崩れの変」です。
その後、大友宗麟は大友家当主となりました。
この時、宗麟は21歳でした。