リハビリ紹介 干渉波
[2022.02.14]
干渉波は、片方の導子(体に直接つける電極)から1200Hzの電流を出して、もう片方の導子から1100Hz~1199Hzの電流を出すことで体内の奥深いところでぶつかり合い、特別な刺激(1~100Hz)が発生します。
この電流同士がお互いに干渉して新しい刺激が生まれるので、『干渉波』と言われているわけです。
この干渉波によって発生する低周波により筋肉や血管が収縮・拡張を繰り返し(ポンピング作用)、血行は改善し、体の奥の痛みとコリをやわらぎます。
また、体内に複雑な電流を流すことで脳から鎮痛物質であるエンドルフィンが分泌されることがわかってきており、これによっても痛みが軽くなると言われています。
つまり、干渉波は慢性的な痛みの軽減や筋肉のリラクゼーションにきわめて効果があるのです。
(ペースメーカー使用者や金属が挿入されている部分への使用はできません。)