患者様からの質問 他院で五十肩で理学療法士とリハビリしているけど…
他院で五十肩で理学療法士とリハビリしているけど悪化しています。そこの先生からはストレッチが足りないから悪化しているんだと怒鳴られました。
その病院はとにかくリハビリとストレッチをすすめていて、痛いときも動かせという方針です。
しかし、自分で調べてみたら安静時痛や夜間痛があるときはストレッチしない方がいいという情報もあり、いったいどうしたらいいのか悩んでいます。
痛いときほどストレッチしたり、夜間痛があるときもわざわざ起きてストレッチするのは絶対にないです。
痛みがゼロになるまで全く肩を動かさないというのもやりすぎですし、動かさないと無理だと言ってどんなに痛いときも動かせっていうのも違うんです。
当院では、五十肩の患者様に痛みのベースが増えないように毎日リハビリをしてくださいと伝えています。
可動域を広げていくことが根本的な治療に近づいていくので、肩を動かしてストレッチしてほしいんですけど、だからといって夜も眠れないくらい痛いってときに、さらに肩を動かしていじめることもないってことです。
まずは、ある程度夜に眠れるようにして、そのベースを維持するように毎日セルフストレッチをしていくべきです。
だからいっぱいやるべきか、まったくやらないかの二元論ではないです。
その時の痛みの程度に応じてバランスよくリハビリを行いましょう。
どんなリハビリをしたらいいのかわからない時はぜひ市ケ谷整形外科にご相談ください。