骨粗鬆症治療薬の選択の基準 [2022.10.16] 早急に骨を強くして骨折を防がないといけない方であれば、骨密度を上げる効果や骨折の予防効果のあるビスホスホネート製剤やデノスマブ、テリパラチドなどと呼ばれる薬をつかいます。 特にテリパラチドは骨密度が60%を下回る、いわゆる重症骨粗鬆症と呼ばれる方に使うことが多いです。 骨密度も高く骨折の危険性がそこまで高くない方であったら、骨を強くする効果のあるビタミンDを処方することがあります。 女性で閉経してまもなく、今後の骨密度の急激な減少が予想される方であればSERM(サーム)と呼ばれる女性ホルモンを改良した薬を処方したりすることもあります。 前の記事へ次の記事へ