骨量検査にもそれぞれ特徴があるんです。
骨量検査にも様々な方法があるとお伝えしましたが、それぞれに特徴があります。
DEXA法は骨粗鬆症の診断とともに、骨粗鬆症治療薬の効果判定にも用いることができる最も一般的な検査方法です。
MD法も簡単にできます。しかし、診断には用いられるのですが、薬の効果をみるには感度が低く不利となっています。
超音波法は放射線を使わず評価します。
骨の中を超音波が伝わる速さを利用して骨の硬さを測るのです。
じつは、音というのは硬いものほど早くつたわるという性質があるのです。
つまり、その性質をつかって骨の強さを測っているのです。
しかし、超音波法も骨粗鬆症のスクリーニングには用いられるのですが、診断には使われないのです。
ちなみにDEXA法は放射線を使いますが、放射線の量が少なく、10~20回くらい測定してやっと胸のレントゲン1枚くらいの被爆量です。
だから、あまり心配されないでください。