示談とは、裁判ではなく、当事者間の話し合いによって合意する解決方法を言います。
示談では、被害者と加害者それぞれの事故への責任の程度である、過失割合を決めたり、治療費、慰謝料を含めた損害賠償額を確定させます。
そして、決まった内容について記した書類のことを示談書と言います。
示談が成立すると、その内容を後から撤回することはほぼ不可能です。
というのも、示談ならびにその内容が書かれた示談書は、法的な効力をもっているからです。
だから、示談で定められた金額が支払われた後は、示談時に提示された金額以上の損害があったとしても原則的に請求はできないのです。